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中国、ハイテク産業でも韓国脅かす

Posted August. 06, 2002 22:22,   

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「メード・イン・コリア」の製品がアジア市場でも中国製品に脅かされている。

現在しのぎを削っている製品でも中国製に優先順位を譲るという暗い見通しが出されている。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は6日、シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイの4カ国市場で激しい競争を繰り広げている韓国と中国の125の輸出品目の優劣を検討した結果、韓国が45品目で優位を示しただけで、51品目では中国が韓国製より高い競争力を示したと明らかにした。競合しているのは29品目。

電気電子、情報通信、繊維などの分野で最も厳しい競争が展開されている中で、同じく同分野で韓国の競争力が速いテンポで食い込まれていることが分かった。クーラー、高画質テレビなど、技術優位に立っている製品や先端装備を必要とする分野でも中国の攻勢が並大抵ではないという説明だ。

例えば、代表的な自由貿易市場のシンガポールで、韓国と中国は△優勢16品目△競合12品目△劣勢16品目、と対等に競合している。競争品目の81%が電気電子及び機械類で、技術力を必要とすると分野でも両国間の競争が激化しているという。

KOTRA海外調査チームのソン・ユファン課長は、「外国企業の中国向け投資業種が衣類、靴など、軽工業分野から電気電子と機械類など、高価・高技術製品へと速く移行しており、韓国の主力輸出品目である電気電子、情報通信分野でも両国間の競争がさらに激しくなりそうだ」と述べた。



李康雲 kwoon90@donga.com