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韓国政府、北朝鮮油田開発で外資と連携も視野に

韓国政府、北朝鮮油田開発で外資と連携も視野に

Posted May. 19, 2004 22:40,   

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韓国政府は、北朝鮮が提案した北朝鮮地域・西韓湾(ソハンマン)の石油資源開発事業に、外国資本とともに参加する案も検討中だ。また、韓国石油公社が、西韓湾だけでなく北朝鮮内の石油資源全体についての情報を収集してきたことも分かった。

関係当局が19日伝えたところによると、政府は西韓湾開発への参加が最終確定した場合、単独で進出する案とともに、外国企業とジョイントベンチャーを設立して開発に参加する案も同時に検討している。政府当局者は「石油探査の場合、一つの鉱区の試掘に130億ウォン(約13億円)以上が費やされるうえ、失敗する可能性も高く、外国資本との連携も検討する必要がある」と話した。

これと関連し、石油公社は19日「南北経済協力のレベルから、北朝鮮の石油開発事業に参加するため、各種の国際学術大会に出席するなど多様なルートを通じて関連情報と技術資料を収集している」と伝えた。石油公社とは別に、国家情報院(国情院)も昨年、石油などエネルギーの中長期戦略作りに向けた「エネルギーチーム」を設けたものとされる。

一方、北朝鮮は、韓国との電力網連係と関連して共同の技術研究を提案している。北朝鮮電力・遠隔調整研究所の金ジュンフン所長はこの日、ソウル瑞草区盤浦洞(ソチョグ・パンポドン)のマリオットホテルで開かれた「北東アジア電力系統連係の国際シンポジウム」で「南北とロシアが電力網連係事業に深い関心を示しているだけに、南北が他の国々との共同研究などを通じて技術問題を解決し、資金融資など財政問題の解消策を共同で模索すべき」と主張した。



高其呈 koh@donga.com