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DDR DRAM、3ドル台割り込む

Posted March. 01, 2005 22:38,   

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メモリ半導体のDDR(Double Data Rate)DRAM価格が急落している。現物市場では史上初めて1個当たり2ドル台まで値下がりした。今年1月末、4ドルを切ってから約1ヵ月の間に3ドルまで割り込んだ。

DDR価格の急落は、基本的にはコンピューター(PC)に搭載されるメモリの主力製品がDDRからDDR2に切り替わったことによる。しかし、供給過剰も原因となっており、三星(サムスン)電子をはじめとするメモリ・メーカーの収益性悪化は必至だという見通しが出ている。

1日、オンラインでDRAMの取次ぎを行う「DRAMエクスチェンジ社」によると、同日午前現在、256MbDDR DRAM(32M×8、速度400MHz)の現物価格は、2.85〜3.50ドル(平均価格2.92ドル)と前日より6.1%下落した。DDR DRAMは昨年4月初め、6.51ドル台まで跳ね上がり、平均4ドル台で推移していたが、今年に入り急ピッチで下落している。

現物市場での値下がり傾向は、中長期供給契約に適用される固定取引価格にも反映され、2月後半には3.63ドル台で締結された。

DDR DRAM価格が急落したのは、インテル社が昨年下半期(7〜12月)からDDRより速度で最高4倍早いDDR2 DRAMを搭載したコンピューターおよびサーバ向けチップセットを発売し、PCメーカーがインテル社の部品を多く使っているためだ。



金斗英 nirvana1@donga.com