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個人の破産申請、今年すでに2万件超

Posted November. 17, 2005 07:58,   

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今年、個人の破産申請件数が史上初めて2万件を超えた。また、所得を基準として下位30%世帯の半分以上は赤字家計を営んでいることが明らかになった。家計向け貸出金利まで上がっており、家計負担はさらに重くなる見通しだ。

16日、財政経済部によると、今年1〜9月期に個人が破産を申請した件数は2万3756件で、昨年の全申請件数1万2317件をすでに大きく上回った。

個人破産申請は2001年に673件、02年に1335件、03年に3856件と、年々急増している。

統計庁によると、第3四半期(7〜9月)に所得基準で下位30%にあたる世帯の50.7%は家計収支が赤字だった。これは第2四半期(4〜6月)の49.5%より1.2%ポイント増加したものだ。

家計が赤字を出せば借金をするほかなく金利も上昇傾向にあるため低所得層の家計にのしかかる負担はさらに重くなりそうだ。

韓国銀行(韓銀)によると、家計負債規模も増え続けているという。

9月中に金融機関が新たに融資した貸出金の平均金利は年利5.61%で、前月より0.09%ポイントが上がった。その後、韓銀がコール金利を引き上げてからは金利の上昇傾向がさらに強まっている。

三星経済研究所の金京源(キム・ギョンウォン)常務は、「個人破産申請の増加は限界状況に置かれた世帯が多いことをものがたる。赤字を出す底所得層世帯に負債返済の負担まで加重されれば、破産者はさらに増えるだろう」と憂慮を示した。



sanjuck@donga.com