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わたしたちも売上げ・受注1兆クラブ

Posted December. 06, 2005 06:48,   

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「我々もこれからは1兆ウォンクラブ。」

1980年代に住宅事業を開始した中小建設業者らが今年初めて、売上高または受注高1兆ウォンを突破し、中堅建設業者に浮上した。

主人公は、(株)ヒョンジン、ワールド建設、ウリム建設、ドンイルハイビルの4社。1980年代中後半に建設事業に飛び込み、長屋や賃貸住宅、小規模マンションを建ててきた会社だ。

小規模住宅専門建設企業としてスタートしたこれらの業者は、いまや、中国、ベトナム、カザフスタンなどに大規模マンションやコンドミニアムを建てつつ、海外市場まで攻略している。

○すきま市場で急成長を遂げる

これらの業者は、通貨危機以後、本格的に住宅事業を繰り広げつつ、規模を育ててきた。

当時、チョング、ウバン、コンヨンなど事業多角化を通じて急成長していた中堅建設業者らが通貨危機の影響で倒れたのとは違い、この4社は相対的に事業規模が小さかったため、危機を無事乗り越えることができた。

大型建設業者らが手をつけないすきま市場を攻略し、新商品を積極的に開発したのも、これら業者の共通点。ウリム建設は、大企業がおそろかにしていた首都圏の中・小型再建築マンションとマンション型工場事業に、たゆまず力を入れてきた。

ドンイルハイビルは韓国で初めて、地上に自動車の無いマンションを建設するなど、新しい商品開発に力をそそいだ。

ワールド建設も昨年、京畿道華城市(キョンギド・ファソンシ)ドンタン新都市第1次同時分譲で、建設大手に劣らない、200対1を上回る請約競争率を記録した。

これら業者は、初期には首都圏の住宅事業を中心としたが、今年に入ってから、いっせいに地方事業をおおいに拡大している。

(株)ヒョンジンは今年に入ってから、中堅業者ではめずらしく、慶尚北道浦項市、亀尾市(キョンサンブクド・ポハンシ、クミシ)などで3000戸以上の大規模再建築マンション事業を成功させた。また、光州市水莞(クァンジュシ・スワン)地区、釜山市ジョンクァン地区などで、今年だけでも、1万2000戸あまりにのぼるマンションを受注した。ワールド建設も初めて、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)など嶺南(ヨンナム)地域で事業を行った。

○よりアグレッシブな経営を

これらの業者は、韓国の住宅事業が沈滞すると、海外事業を拡大した。ドンイルハイビルは9月、カザフスタンの首都アスタナで3000戸以上のマンションを分譲し、来年、第2次分譲を準備している。

ウリム建設は来年、中国崑山地域のマンション事業と、ベトナム・ハノイの都心開発事業に全力を傾ける方針だ。ワールド建設も、フィリピン・マニラの近隣新都市にマンションを建てるため、現地の大企業と合弁法人設立を検討している。今年、日本、中国、ベトナムに海外支社を設けたヒョンジンも来年、本格的に事業を展開する計画だ。

また、これら業者は来年、土木、社会間接資本など非住宅事業の比重を増やし、事業多角化を通じて規模を拡大するなど攻撃的な経営を繰り広げていく計画だ。

ウリム建設は来年、非住宅部門の受注を、全体の20%に増やす方針だ。ワールド建設は来年、サイパンに大型ウォーターパークを建設し、本格的なレジャー事業に参入する計画だ。



imsoo@donga.com