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ウォン高ドル安、輸出企業に赤信号

Posted April. 25, 2006 05:19,   

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24日、ウォンの対ドル相場は、先進国のアジア通貨切り上げ圧力で8年6ヵ月ぶりに低い930ウォン台にウォン高が進んだ。ウォン相場の「940ウォン台崩壊」のニュースに流れると株価は大幅に下落し、特に中小企業の輸出企業に赤信号が点された。

対ドルだけでなく、円相場も昨年の初めから円高ドル安が進み、日本製品が価格競争力を武器に、韓国市場に食い込んでいる。

同日、ソウルの外為市場でウォン相場は、直前取引日(21日)より8.8ウォン高ドル安の939.8ウォンで引けた。1997年10月24日(929.5ウォン)以後では、一番低い相場だ。

輸出会社も損失を減らすため、持っていたドル貨を大量に市場に出し、需用供給のバランスが崩れた。

日本の東京市場で円相場が115円台に、2円程度の円高ドル安が進むなど、アジア各国の通貨価値が軒並み上昇した。

一方、国内の輸出企業は価格競争力が弱くなり、深刻な打撃を被るものと予想される。同日、KOSPI指数は急激なウォン高と原油高といった悪材料の影響で、20.37ポイント(1.4%)下がった1,430.94で取引を終えた。コスダック(店頭市場)も、5.79ポイント(0.83%)下がった695.70で引けた。



news91@donga.com roryrery@donga.com