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韓国企業がミヤンマーのガス田開発に成功…国内史上最大規模

韓国企業がミヤンマーのガス田開発に成功…国内史上最大規模

Posted August. 11, 2006 04:41,   

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大宇(テウ)インターナショナルが開発したミヤンマーのガス田に埋蔵している液化天然ガス(LNG)の量は、国内で5年間消費できる規模であることが分かった。これまで韓国の会社が開発したガス田のうち、もっとも大きな規模だ。

李泰鎔(イ・テヨン)大宇インターナショナル社長は10日、記者会見し、「ミヤンマーの北西部海上にある『A−1鉱区』のガス田『シェ』、『A−3鉱区』のガス田『シェピュ』と『ミヤ』の3つのガス田の採掘可能埋蔵量は4兆8000億〜8兆6000億立方フィートに達することを米国系の国際認証機関の『GCA』が公認した」と述べた。

これは04年、韓国初で韓国石油公社が開発、生産を開始した『東海−1』ガス田(2500億立方フィート)の20倍に上る規模である。

李社長は、「3つのガス田の埋蔵量は、契約期間の20〜25年間、LNGなら毎年370万トンの生産が、パイプラインガス(PNG)なら毎日6億立方フィートの生産ができる量だ」と説明した。LNGが国内で消費される石油、ガスなどエネルギーに占める割合は20%。

今回の開発によって、国内で消費されるエネルギーに対する国内会社が生産するエネルギーの割合は05年の4.1%から、09年には6.1%に上昇する。

会社側は、ガス生産は早ければ09年から可能になると見込んでいる。

インド、中国、タイ、台湾、日本などの国々も、ミヤンマーで生産されるガスの輸入に関心を示しており、来年下半期には契約締結が実現するものと期待されている。

李社長は、「13億ドルに達する開発費用は、慶尚南道馬山市(キョンサンナムド・マサンシ)の大宇百貨店や海外の資産などを売却するほか、金融機関のプロジェクトファイナンスで容易に調達できる」とし、「ガス生産が始まれば、年間1000億〜1500億ウォン以上の純益がさらに見込まれる」と話す。大宇インターナショナルの昨年の純益は1723億ウォンだった。

会社側は07年、これとは別に大規模なガスが埋蔵されていると推定されている「A−3鉱区」の2ヵ所を対象にボーリングを行う予定だ。

00年8月、「A−1鉱区」「A−3鉱区」の開発を開始した大宇インターナショナルは、開発利益の60%を得る権利を取得している。

同事業にはインド石油公社(20%)、インドガス公社(10%)、韓国ガス公社(10%)などが持分投資をしている。



larosa@donga.com