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福祉と国防予算を大幅増額 10年までの国家財政運用計画

福祉と国防予算を大幅増額 10年までの国家財政運用計画

Posted November. 09, 2006 07:09,   

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福祉分野の予算が今年から毎年平均9.1%増え、2010年には80兆円に迫る見通しだ。また、軍戦力を強化するための費用は年平均17.7%急増する。

一方、インフラに投入する予算は同期間に年平均1.6%、産業・中小企業への支援予算は0.7%、それぞれ増えるのにとどまる見通しだ。

企画予算処(予算処)が8日にまとめた「2006〜2010年の国家財政運用計画の細部案」で、このようなことが明らかになった。

予算処は2010年、社会福祉・保険の予算が79兆4125億ウォンに増えると予想した。今年の56兆261億ウォンの福祉予算が、4年ぶりに1.4倍に増えるわけだ。

国防分野の支出は今年、22兆5046億ウォンから、2010年は31兆8182億ウォンに、年平均9.0%増やすことにした。とりわけ、先端兵器の開発などにつぎ込まれる戦力投資は2010年、11兆1073億ウォンで、今年(5兆7881億ウォン)の1.9倍に急増し、5年間で計41兆3222億ウォンが投入される。

研究開発(R&D)投資は今年、8兆9069億ウォンから、2010年は12兆6127億ウォンで、年平均9.1%増加する見込みだ。

一方、輸送や交通、地域開発分野の財政投資は、2010年、19兆6229億ウォンで、今年の18兆4236億ウォンとそれほど変わらない。

とりわけ、水資源関連の予算は2010年まで年平均5.0%減るなど、航空・空港(−23.6%)、鉄道(−0.5%)、道路(−0.03%)の予算は縮小される。その代わり政府は、民間資本を誘致することにした。

産業・中小企業分野の予算は今年、12兆3955億ウォンから、2010年は12兆7593億ウォンで、年平均0.7%の増加にとどまる。



sanjuck@donga.com