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住宅担保融資、一段と厳しく…都市銀行、早くも金利上げの動き

住宅担保融資、一段と厳しく…都市銀行、早くも金利上げの動き

Posted November. 13, 2006 07:00,   

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都市銀行が住宅担保貸付を行う際の優遇金利を縮小したり、廃止したりする方法で、貸付金利を上げている。

このような貸付金利上げとともに政府の新たな不動産対策に、担保に対するローン比率(LTV)と返済負担率(DTI)など、従来の住宅担保ローンの規制を強化する方策が含まれる場合、住宅を担保にした融資はいっそう厳しくなる見通しだ。

12日、金融監督委員会と銀行業界によると、国民(クンミン)銀行は17日から住宅担保貸付を行う際に、銀行の支店長が金利を直権で引き下げられる幅(専決金利・銀行の取引実績に応じて支店長が金利をさらに優遇する制度)を従来の0.7ポイントから0.5ポイントへと、0.2ポイント減らす方針を固めた。

給与振替口座の開設、貯蓄性預金商品の加入など、一定の条件を満たした融資顧客らが、支店長の専決金利で優遇されていることからすると、実際の融資金利が0.2ポイント高まる格好だ。新韓(シンハン)銀行も今週中に支店長の専決金利を0.1〜0.2ポイント縮小する予定だ。

これに先立ち、ウリィ銀行は9日から住宅担保貸付を行う際に支店長の専決で0.2ポイントまで利下げできる優遇金利制度を廃止している。

一方、政府は15日、△公共宅地内のマンションの分譲価格の引き下げ、△住宅価格によって貸付枠を決めるLTVと所得によって貸付枠を決めるDTI規制の強化、△オフィステルへの規制強化などの内容を柱とする不動産市場安定化策を打ち出す予定だ。



sanhkim@donga.com sanjuck@donga.com