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高病原性AI、益山で再び発生

Posted November. 29, 2006 06:44,   

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全羅北道益山市(チョルラブクド・イクサンシ)のある農場で、高病原性鳥インフルエンザ(AI)が発生してから8日後に、周辺の農場で再び高病原性AIが発生した。

政府は当初、徹底した防疫作業を行っているので、AIはこれ以上広がらないだろうと期待したが、今週、追加発生で、AI拡散への憂慮が出ている。

農林水産部(農林部)は益山市黄登面(ファンドゥンミョン)のある養鶏場で、27日午後、AIと疑われる集団死の事例が報告され、国立獣医科学検疫院が精密に検査したところ、高病原性AIと判明したと、28日明らかにした。

同農場は19日、高病原性AIが初めて発生した農場から約3キロ離れたところにあり、1万2000羽の鶏を飼育していた。ここでは26日には6羽、27日には200羽あまりが死んだのに続いて、28日にも400羽余りの鶏が集団死した。

金チャンソプ農林部家畜防疫課長は、「今回のAIウイルスも最初の農場と同様の『H5N1型』である可能性が高い」とし、「高病原性AIが発生した二つの農場の間にどのような関連性があるのか疫学調査を行っている」と語った。

政府は、AIの拡散をふせぐため、二つの農場からそれぞれ半径3キロ以内にある鶏やアヒルなどの家禽類をすべて処分することにしたという。

最初の農場から半径3キロ以内には約17万羽がおり、2番目の農場から半径3キロ以内には約70万羽の鶏やアヒルなどが飼育されている。

一方、益山教育庁は、高病原性AIが最初に発生した農場から半径1.5キロ内にある咸酇(ハムヨル)中学や咸悦高校など、計5学校の生徒57人については下校、または登校中止の措置をとった。