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KDI院長「経済の潜在成長力高めるには開放が重要」

KDI院長「経済の潜在成長力高めるには開放が重要」

Posted December. 20, 2006 03:02,   

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韓国開発研究院(KDI)の玄定澤(ヒョン・ジョンテク)院長は19日、「韓国経済の潜在成長力を高めるため、規制緩和や自由貿易協定(FTA)などを通じた対外開放が重要だ」と強調した。

玄院長は19日に発行した「経済政策についての理解および最近の経済状況に対する政策的な含意」と題された報告書で、「韓国の潜在成長力は1980年代の高度成長期から1990年代の通貨危機を経て、2000年代に入って低下し続けている」とし、このように主張した。

玄院長は、また「潜在成長力の下落傾向を緩和したり、潜在力を高めるためには、企業規制の緩和、FTAなど開放政策の推進・人材育成・サービス産業の競争力の向上、円満な労使関係の定着などの政策を積極的に発掘して推進しなければならない」と指摘した。

しかし玄院長は、現在の景気の流れに対応するため、財政や通貨などマクロ経済政策の基調を転換する必要性は大きくないと説明した。

さらに玄院長は、「経済が全般的に厳しいが、財政や通貨などマクロ経済政策の基調を修正するほどではない」とし、「過剰流動性を懸念して、金利を引き上げれば、ウォンの切り下げ圧力が強まるだけに、短期的なマクロ政策の実行のためには、波及効果に対する十分な分析が先行されなければならない」と述べた。



sanjuck@donga.com