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予算処、19の国策事業で予算3兆ウォン削減

予算処、19の国策事業で予算3兆ウォン削減

Posted January. 18, 2007 07:11,   

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一部の政府省庁が昨年、大型公共投資事業を展開し、予算当局に事業費を増やしてほしいと要求したが、妥当性が足りず、数兆ウォンの削減となったことがわかった。

とりわけ、いくつかの事業はすでに少なからぬ予算が投入されているが、妥当性が著しく落ち、事業推進の中止を余儀なくされた。

企画予算処(予算処)では、昨年、19の公共投資事業についての妥当性を再検証し、増額要求額や初期事業費で計3兆390億ウォンを削減したと、17日、明らかにした。

このような削減額は03年、妥当性再検証制度が導入されて以来最も多く、当初の予算に対する削減率も10.5%(03年)➝13.7%(04年)➝31.1%(05年)➝44.5%(06年)と引き続き高くなっている。

妥当性再検証は、増額を求められた事業費が当初の額の20%を超えたり、全体事業費が一定額(建築は200億ウォン、土木は500億ウォン)以上の事業のうち、予備妥当性の調査を行っていなかったりする場合に実施される。

予算処によると、建設交通部は4車線の蔚山(ウルサン)〜浦項(ポハン)高速道路(蔚山蔚州郡〜慶尚北道浦項市南区)を建設するとして、事業費を1兆301億ウォンから1兆7711億ウォンに増やしてほしいと要求したが、予算処は、「経済性が低い」として工事の着工を見合わせることにした。事業費は基本設計費390億ウォンのみ残してすべて削減された。

建設交通部の嶺東(ヨンドン)〜竜山(ヨンサン)の国道19号線(忠清北道永同郡永同邑〜永同郡竜山面)の拡張事業は経済性が低く、全面キャンセルされた。事業費1049億ウォンも全額削減された。

産業資源部も全羅北道扶安郡(チョンラブクド・ブアングン)で推進している新再生エネルギー・テーマパークの事業費を1200億ウォンから1960億ウォンに増やしてほしいと要求したが、事業性の不足で当初より199億ウォン少ない1001億ウォンに削減された。

保健福祉部は、食品医薬品安全庁など、国策機関の移転事業費を1980億ウォンから5150億ウォンに増やそうとしたが、人材需給の予測結果、2777億ウォンに減らされた。新社屋敷地の建築延べ面積も5万1546坪から3万7136坪に減った。

陳泳坤(チン・ヨンゴン)予算処・成果管理本部長は、「妥当性の再調査作業が厳しくなって、予算の削減率も高くなっている」とし、「今年も少なくとも17の公共投資事業についての妥当性の再調査を行う計画だ」と述べた。



ddr@donga.com