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30大企業グループ、今年度の投資計画も控えめ

30大企業グループ、今年度の投資計画も控えめ

Posted January. 29, 2007 04:43,   

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ウォン高と不安定な原油価格、年末の大統領選など、経済の先行き不透明感が拡大していることから、今年の大企業の投資増加率が大きく鈍化するという展望が出た。

全国経済人連合会(全経連)は28日に発表した「600大企業の06年度投資実績および07年度の計画」と題された報告書によると、売上高の順位で国内600大企業(金融・保険会社は除外)を対象にした調査で、計画している今年の投資額は77兆3513億ウォンで、昨年に比べて2.1%増に止まりそうだ。今回の調査には600大企業のうち、559社が参加した。

今年600大企業が計画している投資額の前年比の伸び率は、△03年=14.4%△04年=18.7%△05年=12.8%△06年=10.4%の投資増加率(実績基準)に比べて、大幅に委縮した数値だ。

特に、調査対象企業の中でも大手の30大グループの系列会社が今年計画した投資額は、51兆9269億ウォンで、昨年の投資実績に比べて、0.6%増に止まった。

全経連は、「各企業が今後の景気に対する不安感に加え、新規事業の開拓に苦慮しているため、投資を憚る傾向がある」とし、「特に、ウォン高や原油価格の不安、大統領選に対する経済外的な環境の不透明性が企業の安定的な経営計画の樹立を妨げている」と指摘した。

実際、企業が指摘した投資阻害要因としては「景気展望の不透明」が58.5%で最も多く、続いて△新規投資先の発掘難(20.3%)△過度な政府規制(8.4%)△財務健全性の風土(7.8%)などの順だった。



higgledy@donga.com