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盧大統領「カード手数料の引き下げ、政治家の考え方で解決」

盧大統領「カード手数料の引き下げ、政治家の考え方で解決」

Posted June. 29, 2007 03:53,   

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盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、クレジットカード加盟店の手数料引き下げ問題と関連し「金融専門家の考え方では解決できず、政治をする人の考え方で解決しなければならない」と述べて、論争を呼んでいる。

盧大統領は27日、忠清北道清州市(チュンチョンプクド・チョンジュシ)の忠北道庁で開かれた「在来市場政策の成果報告会」で、ソン・ヘンソン全国商人連合会会長からクレジットカード手数料の引き下げ提案を受け、財政経済部など関係省庁に手数料の引き下げ案を積極的に検討することを指示した。

盧大統領は特に、「在来市場だけは特別法を作って通信会社に(クレジットカードの決済機能を)任せてみなさい。通信料金でそのまま賦課し、すぐ解決すれば良いではないか」と話し、「金融専門家の考え方では(カードの手数料問題を)解決することができない。政治をする考え方で解決しなければならない」と主張した。

盧大統領はまた「専門家たちと討論会を行うと、その人たちが勝つ。企業の経営にそれなりに原理があるので、討論をすると話すことがない」として、「しかし、韓国社会の公正競争と自由競争を大きく傷つけない範囲なら、かつ、それ(手数料の引き下げ)によって企業が倒産しない範囲なら、行うべきだ」と述べた。

これに対して金錫東(キム・ソクドン)財政経済部第1次官が、「大統領の話の通り、会議を経て他の国の事例もチェックしている」とすると、盧大統領は「その必要はない。他の国の方式ではなく、韓国式でしましょう」と述べた。

盧大統領は「大統領単任制も先進国では実施せず、韓国だけの制度。大統領の選挙中立なども先進国ではなく、大韓民国にだけある」とし、「なのに、どうして力のない人に有利なことは大韓民国ではいけないのか」と主張した。

これと関連して、千皓宣(チョン・ホソン)大統領府報道官は28日「(手数料は)窮極にカード会社が決めるが、政府が政策的に誘導することは可能だ」と話した。

盧大統領の発言について、クレジットカード業界は「度が過ぎる」との反応を見せた。

カード業界のある関係者は「政界でカードの手数料問題を『市場原理』ではなく『政治的論理』でアプローチしている」とし、「社会的ニーズを完全に無視することはできないが、価格を統制する発想には同意することができない」と話した。



jaeyuna@donga.com jyw11@donga.com