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新韓3首脳の事務所を家宅捜索

Posted November. 03, 2010 07:54,   

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いわゆる新韓(シンハン)銀行の3人の首脳同士の告訴・告発事件を捜査中のソウル中央地検・金融租税調査3部(李仲熙部長)は2日、ソウル中区太平路(チュング・テピョンノ)の新韓銀行・本店にある新韓金融持株の羅應燦(ラ・ウンチャン)前会長や申相勳(シン・サンフン)社長、李伯淳(イ・ベクスン)新韓銀行頭取のオフィスや秘書室などに対し、急きょ家宅捜索を行った。

検察は同日午前9時半ごろ、検事や捜査員数十人を、新韓銀行の本店に送り込み、午後3時までの5時間あまり、16階の羅前会長や申社長の執務室や、6階の李頭取の執務室などに対し家宅捜索を行い、3人が使っていたコンピューター・ハードディスクや決裁書類などを確保した。検察はまた3人の執務室の他、17階の財務チームや業務支援チームの事務所に対しても家宅捜索を行い、会計資料などを確保した。

新韓銀行の本店が、検察により家宅捜索を受けたのは、1995年、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の裏金事件の捜査以降初めてのこと。

検察の関係者は、「家宅捜索は告訴や告発された事件と関連した資料や、追加で入手した疑惑を裏付けるだけの資料の確保のために行われた」と話し、告訴・告発内容の他、この3人が巻き込まれている別の疑惑についても、捜査を拡大することをはっきり示唆した。



jefflee@donga.com yunjung@donga.com