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中東依存度高い海外建設事業、情勢悪化で大ダメージ

中東依存度高い海外建設事業、情勢悪化で大ダメージ

Posted March. 03, 2011 04:19,   

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民主化デモが中東と北アフリカを揺るがしているなか、中東への依存度が高い韓国の建設業界の海外受注も大きなダメージを受けている。

2日、海外建設協会の集計によると、今年1、2月に国内の建設会社が受注した海外の建設工事は62件、金額では64億1143億ウォンだった。これは、昨年同期間の254億8924万ドルの4分の1水準だ。

年明けの海外受注実績が昨年に比べて激減したのは、何よりも、昨年1月に受注したアラブ首長国連邦(UAE)の原子力発電所建設工事額186億ドルが反映されたベース効果のためだ。これを差し引けば、昨年の約80%に当たる。

しかし、今年になってから日本とフランスなどの先進各国が、円通貨やユーロ通貨の価値が下落したことで価格競争力を回復し、受注環境が悪化したうえ、中東情勢の不安定化が続き、昨年に続いて700億ドル超を目指していた海外建設受注は、目標達成が難しいと予想されている。



redfoot@donga.com