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「与える国」韓国、海外援助を23%増やす

「与える国」韓国、海外援助を23%増やす

Posted March. 07, 2011 07:22,   

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09年、経済協力開発機構(OECD)や開発援助委員会(DAC)への加盟をきっかけに、「受ける国」から「与える国」へと変わった韓国が、公的開発援助(ODA)規模を大幅に増やしている。政府は今年、1兆6600億ウォン規模のODA事業を実施する計画だ。

金晃植(キム・ファンシク)首相は最近、第9回国際開発協力委員会の書面議決を通じ、1兆6600億ウォン規模のODA事業の推進案を盛り込んだ「2011、国際開発協力分野別の実施計画」を確定したと、首相室が6日明らかにした。これは昨年より約3100億ウォン(23%)増加した規模で、今年の一般予算の増加率(5.5%)を大幅に上回っている。

具体的には、双方協力分野における無償と有償協力でそれぞれ6000億ウォン、世界銀行などの国際機関を通じて行われる多国間協力分野で、計4600億ウォンを実施する予定だ。これらの予算で、計34機関が社会や経済インフラ構築など、計1035件の事業が推進することになる。政府はまた、ハイチやチリの大地震のような大規模な災害に備えた海外緊急救援予算を、昨年の95億ウォンから今年は190億ウォンへと、非政府組織(NGO)や企業など、民間との協力に向けた官民協力の予算も91億ウォンから170億ウォンへと、それぞれ2倍程度に増やした。



lightee@donga.com