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アイドルグループの歌とダンス、主婦層でも高い人気

アイドルグループの歌とダンス、主婦層でも高い人気

Posted October. 25, 2011 03:13,   

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少女時代とカラの歌を従って歌う女性というと、東南アジアか欧州の少女韓流ファンを思い出しがちだ。ティアラの「ロリポリ」のダンスを習う中年の女性がいるとしたら、「日本の古い韓流ファンのおばさん」ぐらいが思い出される。韓流をけん引しているアイドルグループのダンスと歌はこれまで「40、50代のおばさん世代」には子どもたちが好む文化に過ぎなかった。

しかし、世界的なアイドルグループのKポップ(韓国大衆歌謡)ブームが紹介され、各種

オーディションプログラムでアイドルグループのダンスと歌を真似する姿を目にして、40、50代女性の間でも「アイドルグループを真似ること」が人気を集めている。主なデパートが今年に入って設けた韓流スターのダンスと歌の講座には「おばさん部隊」が大勢登場した。

おばさん部隊が韓流スターのダンスと歌を習うルーツは、デパートのカルチャーセンターだ。24日、デパート業界によると、現代(ヒョンデ)デパートは7月から今月14日までキンテクス店、木洞(モクドン)店、新村(シンチョン)店で、40、50代の協力会社の女性社員約100人を対象に「アイドルダンス習い」の講座を開いた。

反応は爆発的だった。協力会社との共存や社員の自己啓発のため、語学やワインなど他の講座と一緒にオープンしたが、受付初日に満員となり締め切られた。それぞれの店舗で1つのクラスを運営しようとした計画を変更して、さらに2クラスを開いた。3ヵ月間出席率は100%に達した。

ロッテデパートもそれぞれの支店の文化センターを通じて、「最新放送ダンス&実戦ウェーブ」、「人気ダンスクリニック」、「放送流行ダンス&ダンスマスター」など、中年層がアイドルグループの最新音楽と振り付けを習える講座を開いている。ロッテデパートによると、これら講座は参加人員を増やし、追加講座を新設しなければならないほど申込者が殺到している。

アイパークデパートも9月からアイドル歌手の最新曲が習える「私はK−POP歌手だ」講座を開いている。アイパークデパートの関係者は、「この講座の受講生の中で70%以上は30代以上の主婦だ」と話した。

おばさん部隊の間でアイドル関連講座が人気を集めている理由は、新しい挑戦を通じて達成感が得られる上、子どもたちとの疎通にも役立つ一石二鳥の効果があるためだ。主婦の人気を追い風に、デパート業界は関連講座をさらに増やす計画だ。現代デパート文化センターのクァク・ジョンイン室長は、「Kポップ関連講座は20、30代のサラリーマンや大学生を対象に企画した講座だったが、実際は40代以上の受講生の割合がさらに高い店舗もあるほど、中年層の間で人気が高い」とし、「これら講座を店舗別に10〜20%増やして運営する計画だ」と説明した。



hparks@donga.com