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熊津コーウェイ売却の主幹事会社にゴールドマンサックスを選定

熊津コーウェイ売却の主幹事会社にゴールドマンサックスを選定

Posted February. 09, 2012 08:53,   

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主力系列会社の熊津(ウンジン)コーウェイを売却し、太陽光などの新事業への集中的投資を決定した熊津グループが、熊津コーウェイ売却の主幹事会社としてゴールドマンサックスを選定し、本格的な売却作業に取り掛かっている。

熊津は8日、「大型売却への諮問経験が多く、国内外のネットワークに強みと持っているゴールドマンサックスを熊津コーウェイ売却主幹事会社に選んだ」と明らかにした。これは、買い手候補を国内大手企業はもとより多国籍企業や海外プライベートエクィティファンドなどに広めることで、売却代金を最大限に引き上げる狙いがあるものと受け止められている。

熊津ホールディングスが28.37%の持分を保有している熊津コーウェイは、浄水器や空気清浄機、温水洗浄便座などを生産し、レンタルサービスを提供している環境家電メーカーだ。国内浄水器市場の56%を占めており、1万6000人に上るコーディ(訪問販売社員)や330万人のレンタル客を抱えている。熊津コーウェイは昨年、約1兆7000億ウォンの売上を上げたものと試算され、このうち、環境家電事業の売り上げは1兆5000億ウォンに上るものと試算される。

環境家電業界の関係者は、「国内大手企業も、浄水機や温水洗浄便座市場で苦汁を味わうほど、熊津コーウェイは安定的な訪問販売システムを整えており、国内家電市場の流通網強化を図ろうとしている国内外の企業は相当あるだろう」と見込んだ。

熊津は早ければ今年上半期、熊津コーウェイの売却事業に決着をつけ、太陽光や建設業など、新しい成長エンジンを中心に、事業構造を再編する方針だ。



parky@donga.com