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韓米FTA発効4ヵ月、韓国がずっと得

Posted July. 13, 2012 04:16,   

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韓米自由貿易協定(FTA)が発効(3月15日)から約4ヵ月が経った現在、米国の対韓貿易収支赤字が拡大し、韓国の対米輸出が増加するなど、米国よりは韓国が今度のFTAによって得していることが分かった。

米商務省は11日(当地時間)に発表した貿易収支統計によると、今年1〜5月の韓国からの輸入額は246億9200万ドルで、昨年同期間の228億4900万ドルに比べて8.1%増えた。また、5月の輸入額は54億6700万ドルで、前月(54億7600万ドル)とほぼ同じ水準を維持した。

これに対して、5月の韓国への輸出額は34億6800万ドルで、昨年同月(38億9400万ドル)に比べて10.9%、前月(37億600万ドル)に比べて6.4%減少した。このため、米国の対韓貿易赤字は5月だけで20億ドルで、前月(17億7000万ドル)に比べて13.0%、昨年同月(13億300万ドル)に比べては53.5%増加した。

実際、韓国は対米貿易で善戦を続けている。先月の企画財政部の発表によると、韓米FTA発効後3ヵ月間、韓国の全体輸出は昨年同期比2.5%減少したが、対米輸出は8.4%増加した。特に、自動車部品(18%)や石油製品(8%)など韓国の主力品目の輸出が大幅に増加した。最近、米国と共に3大経済圏と呼ばれる欧州、中国への輸出が同時に減少するなど、厳しい状況を勘案すると、米国との貿易が欧州発経済危機の局面で相当部分緩衝作用をしているわけだ。

5月中の各国の対米貿易収支黒字規模を見ると、韓国は米国の主要貿易相手国の中で、中国(260億4300万ドル)をはじめ日本、メキシコ、ドイツ、サウジアラビア、アイルランド、カナダの7ヵ国に次いで8番目に大きい規模だ。



jarrett@donga.com