韓国のSKテレコムと日本のKDDIは、カメラ機能内蔵の携帯電話同士で、静止画像を送受信できるサービスを今月末から始めると、朝日新聞が27日報じた。
国境を越えて、携帯電話で画像を送受信する商業サービスは世界初。
両社は、31日に開催される2002韓日サッカー・ワールドカップを機に、通信需要が急増することに対応して、このようなサービスを実施することにした。両社は、いずれも第3世代通信方式である「CDMA 2000」を採用しているため、ネットワークの相互利用が容易で、実用化が可能になった。
画像は、メールに添付する形で、インターネット経由で送受信される。KDDIの場合、先月発売を開始したカメラ内臓の端末機で、写真を撮ってすぐSKの携帯電話に送ることができる。利用料金は1回17円。SKテレコムのユーザーも、同様に日本に画像を送ることができる。これからは動画像の送受信も可能にする計画だ。
両社はすでに今月22日から、携帯電話を日韓双方に持っていっても、そのまま使える通話サービスを実施中だ。
李英伊 yes202@donga.com