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使い捨て携帯電話が登場 米家電ショー

Posted January. 19, 2003 22:38,   

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一定時間だけ使用して捨てる「使い捨て携帯電話」が登場した。使い捨て携帯電話は、サービスの加入や料金の支払い、端末のアップグレードなどが面倒だと思う人々をターゲットにした製品で、言葉通り「使用した後捨てる」携帯電話だ。

米国のベンチャー企業、ホプオン(www.hop-on.com)社が開発したこの製品は、最近米国ラスベガスで開かれた国際家電ショー(CES2003)モバイル館で展示され、注目を集めた。同社は近い将来、国際ローミング機能もそなえた海外旅行者用の製品も発売する予定で、国内でもこの製品が体験できるものと見られる。

米国のカリフォルニア州などで販売されているこの製品の価格は、約40ドル。身元確認やサービス加入の手続きなしで、誰でも販売店で買うことができ、プリぺードカード方式で60分程度通話することができる。このように携帯電話を使い捨てで販売できるようになったのは、技術革新で製造コストを大きく下げたからだ。しかし、受信や発信、緊急申告など携帯電話に必ず必要な機能は全部揃えている。

端末は符号分割多重接続(CDMA)、欧州式(GSM)、時間分割多重接続(TDMA)など技術規格を全て支援でき、世界中どこでも使えると、会社側は説明している。使える周波数の帯域も800、900、1800、1900MHzなどで多様だ。

端末は縦11cm、横6cm、厚さ1.5cmとたばこの外箱の大きさで、ポケットに入れることができる。また、ハンズフリー装置をつなげて通話することもできる。使用者は決まった通話時間が過ぎると、端末を捨てたり、再充電して使うこともできる。



金泰韓 freewill@donga.com