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次はデジタル・ネットワーク 世界の有数企業が総力戦

次はデジタル・ネットワーク 世界の有数企業が総力戦

Posted March. 11, 2003 22:17,   

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世界有数の電子メーカーが、デジタル・コンバーションス時代を先導するために素早く動き出している。

ヨーロッパではオランダのフィリップスがユビキタス・ネットワークの先頭走者の一つだ。フィリップスは「結ばれた家庭(Connected Home)」というキャッチフレーズの下、電子製品のデジタル化とネットワーク化を猛烈に推進している。

デジタル・テレビ、オーディオ、医療診断システム、半導体、照明器機など、多様な事業群を持つフィリップスは、最近、マイクロソフト(MS)、ヒューレット・パッカード(HP)などと提携し、多様なインターネット家電を発売した。

インターネットで音楽をダウンロードするインターネット・オーディオ、ホーム・シアターなど家の中のすべての製品を連結して遠隔制御する統合リモコン「i−フロント」などが、最新製品だ。激しい運動をしながらもCDなどを聞くことができる「身につけるオーディオ」を作るために、ナイキとも提携した。

日本の東芝も、ワイヤレス・ブロードバンド技術を基盤としたPDA、モバイル・パソコン、広帯域ネットワークとホーム・ネットワーキングの開発に力を注いでいる。東芝は、日本の冷蔵庫と洗濯機市場で2、3位のシェアを誇り、半導体、モバイル器機など電子事業でも強みを発揮している。最近、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機などにBluetooth機能を搭載し、外部でも無線でコントロールできる「Feminity」シリーズを出し、ホーム・ネットワークのための「Transcube」という製品もお目見えした。トランスキューブはテレビ・チューナー、ハード・ドライブを装着したビデオ・リコーダー、超高速インターネット連結を統合してテレビなどの動画をモバイル・パソコンで送ることができる。

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は、家電以外にも、航空機、医療機器、産業設備、産業用プラスチックなどと事業を多角化し、先駆けて変身に成功した企業だ。年間全体売上高1500億ドルのうち、冷蔵庫や洗濯機など家電製品の売上げは80億ドルに過ぎない。全体収益の50%は金融部門で上げている。



申然鐏 ysshin@donga.com