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韓国の科学競争力、2年間で7段階ダウン

韓国の科学競争力、2年間で7段階ダウン

Posted July. 15, 2004 22:02,   

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韓国の技術競争力は大幅に上昇したが、科学競争力は2年連続し落ち込んだ。科学技術部と韓国科学技術評価企画院が15日、IMD(国際経営開発研究所)の『世界競争力評価年鑑・2004年』を分析し発表したところによると、韓国の科学競争力は19位となり、昨年(16位)に比べて3階段ダウンした。

科学競争力は02年に12位にまで上昇したが、それ以降2年連続し下落した。科学技術部は「今年初め、中央銀行の韓国銀行(韓銀)が、国民計上の編成基準を変えたため、国内総生産(GDP)をベースにした研究開発費の比重が昨年より減ることになり、科学競争力のランク付けがダウンしたもの」と説明した。

さらに「青少年の科学技術に関する関心度」(49位)と「科学教育が、義務教育の過程で適切に行われている程度」(36位)などが相対的に低く、全体順位が落ち込んだものとみられる。その半面、技術競争力は「超高速通信網加入者の規模」(第1位)が評価項目に追加されたことによって、昨年の27位から今年8位へと、19段階も上昇した。IMDの今回の調査は、経済協力開発機構(OECD)加盟諸国30カ国と新興経済国21カ国、ブラジル・サンパウロなど九つの地域経済を対象に行われた。



高其呈 koh@donga.com