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本格化したテレビとインターネットの融合

本格化したテレビとインターネットの融合

Posted October. 10, 2004 23:29,   

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▲テレビでインターネットを楽しむ〓LCDテレビ生産メーカーの「ディボス」は、リモコンでインターネットとテレビを共に利用できる「IMTV」を発表した。コンピューターと同じくテレビでインターネットに接続し、大きな画面でインターネットを利用することができる。ホームネットワークシステムを使ってコンピューターとテレビをつなげるのではなく、パソコンにつながる超高速通信網ラインをテレビに差し込んで使う。

また、テレビに組み込まれているUBS端子でデジタルカメラを連結し、電子アルバムを大型テレビ画面を通じて家族と一緒に楽しむことができる。デジタル写真は1万3000枚までテレビに貯蔵することができ、写真編集ができるプログラムもある。テレビの視聴と共に、テトリスや野球など16種類のゲームが楽しめる。今月末から大量生産に乗り出し、消費者販売価格は900万ウォン台だ。

▲テレビとパソコンが一台に〓ディスプレー専門メーカーのイレー電子は、テレビとコンピューターを完全に一つに統合したマルチメディア・プラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)テレビを開発して「04韓国電子展」に出品した。

テレビで各種の文書作業をはじめ、MSオフィスプログラム、ゲーム、MP3ファイルの再生など、従来のコンピューターと同じ機能を自由自在に利用することができる。テレビにキーボードやマウスなどコンピューターを使う時必要な装置をすべて連結することができるため、本体なしにコンピューターを使うのと同じ効果を出すことができる。テレビを1台買えば、コンピューターも一緒に買えるようになるわけだ

また、デジタルカメラ、キャムコーダ、MP3プレーヤーなど多様な器機のメモリーカードをテレビに差し込んでデジタルテレビの高画質、高音質機能も活用できる。価格は42インチ基準で470万ウォンぐらいになるものと予想される。

イレー電子の鄭文植(チョン・ムンシク)社長は、「マルチメディアテレビ製品は情報技術(IT)と家電が本格的に融合したものだ。これから画質の競争に止まらず、新しい高付加価値機能を結び付けて差別化された製品を持続的に開発していく」と話した。

▲三星とLGの動き〓LG電子はテレビにHDR(Hard Disk Recorder)を組み込ませて、デジタル放送の録画と再生が可能なLCDテレビを販売する。これまではデジタル放送を受信するためのセット・トップ・ボックスを別途購入してテレビに連結しなければならなかった。しかし、こうすると連結する過程で熱が生じて、長い間テレビを見ていると、画面が歪む現象が発生する。

LG電子は最初からセット・トップ・ボックスをテレビの中に内臓することで、こうした問題点を解消した。価格は700万ウォン台でセット・トップ・ボックスとテレビを別々に購入するより50万〜100万ウォン安い。

三星(サムスン)電子はテレビをコンピューター・モニターとして使える「八方美人ワールド・ワイド・モニター」を出した。各国の電波送信方式と関係なく、世界約200カ国の放送をすべて見られるというのが特徴。価格は100万〜140万ウォン台。



金斗英 nirvana1@donga.com