犯罪発生率、30年前比5.2倍増加

犯罪発生率、30年前比5.2倍増加. March. 14, 2001 17:24. by 李明鍵（イ・ミョンゴン）記者 gun43@donga.com. 99年度の犯罪発生件数を70年に比較したところ、30年ぶりに5倍以上増加したことが明らかになった。したがって、犯罪発生比率を示す人口10万名当りの犯罪発生件数も、3倍以上増えた。特に、女性犯罪は89年以来99年までに全体犯罪で占める比率が2倍ほど増加した。なお、財産に絡む犯罪と少年犯罪が急増しつつあり、犯罪者の高学歴化の現状も目立つ。法務省傘下の法務研修院は14日、こうした内容を柱とする「犯罪白書」を発刊した。 この白書によると、全体犯罪の発生件数は70年の33万3537件から99年173万2522件に増え5.2倍になった。このうち、殺人、強盗、強姦、放火などの強力犯罪は、70年3430件から99年1万5633件で4.6倍増加した。人口10万名当りの犯罪発生件数は70年1035件から99年3697件で3.6倍増えた。