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事後避妊薬、処方箋なしの不法販売目立つ

事後避妊薬、処方箋なしの不法販売目立つ

Posted February. 21, 2002 09:18,   

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医師の処方箋がなくては売れないことになっている応急事後避妊薬「ノレボ錠」が、一般の薬局で処方箋なしに売られていることが分かった。

本紙取材チームが、性関係後72時間以内に服用すれば避妊効果があるというノレボ錠が国内で市販されて1ヵ月になる21日に先立って19日、ソウル市内の一部の薬局を対象に販売実態を調査した結果、ほとんどの薬局が医師の処方箋なしに薬を売っていた。

また、薬代も薬局ごとに異なり、一部の薬局は経口避妊薬をノレボ錠といつわって販売していた。

また、産婦人科で医師の処方箋をもらうには、診療費と超音波検査費として、多い場合は5万ウォンまで負担しなければならないなど、ノレボ錠の処方箋発行と市販に問題が多いことが明らかになった。

食品医薬品安全庁は、事後避妊薬の誤用・乱用を防ぐために、同薬品を専門医薬品に指定していて、薬事法(41条第2項)は薬剤師が医師の処方箋なしに専門医薬品を販売することを禁じている。医師の処方箋をもらうために、取材記者がソウル市内の産婦人科病院を訪ねた結果、1万〜2万ウォンの診療費の他に2万〜3万ウォンかかる超音波検査をほぼ強制的に要求され、事後避妊薬の購入のために多い場合で5万ウォンを病院に支払わなければならなかった。

これについて、ある産婦人科医は「超音波検査で妊娠しているかどうかを確認し、事後避妊薬の服用が必要な女性だけに薬を売るよう処方するのが医師の責任だ」と主張した。



kimsunmi@donga.com