全国民主労組組合総連盟（民主労総）傘下の保健医療労組と金属産業連盟などに続き、民主タクシー労組連盟所属の１５２の事業所労組は１３日、中央労働委員会（中労委）に労働争議調整申込書を大量提出し、中労委の調整が失敗すれば２４日、ストライキに踏み切ると発表した。
民主タクシー労組連盟は、民主労総の「賃金団体交渉時期についての集中闘争」の指針により、事業所別に△社納金の撤廃△生活賃金の保障△月給制の実施を促している。また政府には全額管理制に違反した事業主の処罰とタクシー業界における構造改編の断行、ＬＰＧ代金の運転手負担の撤廃などを求めている。
民主タクシー労組連盟は、それと同時に民主労総の３大要求である△中小・零細・非正規職の犠牲のない週休二日制の全面的な実施△労働弾圧の撤回△国家基幹産業の私有化撤廃なども主張し、２０日ストライキ発足式を行った後、２４日全面ストに踏み切ると強調した。
民主タクシー労組は「２４日から突入する予定のストにもかかわらず、事業主と政府が今月末まで労組の要求を無視する場合、ワールドカップ期間中に開催１０大都市で手段と方法を問わず総力闘争も辞さない方針だ」と述べた。
leej@donga.com
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