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現代車、「年末ボーナスは原則どおり削減」

現代車、「年末ボーナスは原則どおり削減」

Posted December. 29, 2006 07:20,   

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現代(ヒョンデ)自動車が、「労組の不法ストのため、自動車生産が目標に達していない」として、年末ボーナスを50%削減して、100%を支払うことを決定すると、労組が反発している。

現代自動車はこれまで、年末ボーナスを、生産目標達成の如何とは関係なく、一律的に支払ってきたが、今年初めの賃金交渉で、生産目標の達成度によってボーナスを差別支給することに労使が合意したことがある。

今年7月、労使がまとめた合意案によると、会社は、△生産目標を100%以上達成すれば150%、△95〜100%未満を達成すれば100%、△90〜95%未満を達成すれば50%のボーナスを支払う。

会社側が28日に発表した資料を通じて、「今年の生産目標は年末まで176万7000台だったが、賃金交渉をする時、1ヶ月間のストによる生産損失を勘案して、12万台(6.8%)を縮小した164万7000台に調整したが、最近の政治ストで結局これすら達成できず、ボーナスを50%削減して支払うことにした」と明らかにした。

現代自動車の今年の車の生産台数の実績は年末まで計162万2000台に調整した生産目標より2万5000台少なく、目標の98.5%を達成するのにとどまった。

現代自動車が今年、賃金交渉と関連したストで9万3882台、民主労総の指針に従う12回の「政治スト」で2万1242台を生産できないなど、労組のストで車を11万5124台少なく生産して、1兆5907億ウォンの生産支障を招いた。

会社側は、「これからは労組も無責任なストで、生産目標を達成できない時には、必ず責任を持たなければならない」とし、「ボーナスの差別支給の原則は、会社の持続的な発展のため、必ず守っていく」と明らかにした。

現代自動車は、金融危機に見舞われた98年を除いては、91年以来、毎年の年末ボーナスを生産目標を達成しなくても差別なく支給してきた。

これについて組合は、「生産目標をほぼ達成しているのに、会社側がボーナスを50%も削減するのは、労組を抹殺しようとする行為」とし、「今後、強い姿勢で対処していく」と述べた。

労組の代議員など100人余りは、28日午後5時から、ボーナス削減に抗議し、蔚山(ウルサン)工場の本館の前に駆けつけて抗議集会を開くことにした。



raks@donga.com