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「クローン狼」論文、インターネットから削除

「クローン狼」論文、インターネットから削除

Posted April. 12, 2007 07:57,   

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「クローン狼」論文を掲載した科学ジャーナルが、インターネットに載せた当該論文を削除し、論文捏造(ねつぞう)および誤謬(ごびゅう)疑惑に対するソウル大の調査結果によって追加措置を決めることにした。

「クローニング・アンド・ステムセルス(Cloning and Stemcells)」誌は11日、ホームページを通じて、クローン狼の論文を削除した後、「論文の著者が原文の誤謬の修正を要請してき、ソウル大研究処が調査に取りかかったことから、調査結果を待った後、追加措置を決める」と発表した。

同ジャーナルは今年3月号に、ソウル大学獣医大の李柄千(イ・ビョンチョン)教授チームの「体細胞から複製した絶滅危機の狼」論文を載せた。同ジャーナルの編集長は、クローン羊「ドリー」の研究を主導したイアン・ウォールマート博士だ。

科学界の一角では、ウォールマート博士が黄禹錫(ファン・ウソク)元教授チームと知り合いであるため、黄元教授が共同著者として参加した今回の論文を載せたのではないかという疑惑を提起した。ウォールマート博士は、「黄禹錫事態」が発生する前の05年4月、黄元教授に「ルー・ゲーリック病」治療のための共同研究を公式提案するなど親しい関係であるものと知られている。



achim@donga.com