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漢方医師協会と歯科医師協会、電撃的に家宅捜索

漢方医師協会と歯科医師協会、電撃的に家宅捜索

Posted May. 03, 2007 08:28,   

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検察は2日、大韓漢方医師協会と大韓歯科医師協会の事務所を電撃的に押収捜索するなど、大韓医師協会(医協)や関連団体の政界・官界へのロビー疑惑に対する全面的な捜査に乗り出した。

ソウル中央地検捜査部(金大鎬部長)は、同日午前、ソウル江西区加陽洞(カンソグ・カヤンドン)の大韓漢方医師協会とソウル城東区松亭洞(ソンドング・ソンジョンドン)の大韓歯科医師協会の事務所に捜査官10人あまりずつを送って、会計帳簿や各種政策推進関連の書類、コンピューターなど10箱分を押収した。

ソウル中央地検の朴𨩱俊(パク・チョルジュン)1次長検事は、「張東翼(チャンドンイク)前医協会長の横領疑惑を捜査する過程で、他の協会も確認する必要があったので、追加で押収捜索した」と語った。

検察はまず、昨年末、患者たちが医療費の明細を簡単に年末精算できるように、国税庁と国民健康保険公団などのホームページに該当内容を掲載するよう国税庁が告示を改正すると、医協など3つの医療団体がこれに反発し、代替立法を推進した過程に注目している。

昨年12月、当時の張東翼医協会長や、安聖模(アン・ソンモ)歯科医師協会会長、厳宗熙(オム・ジョンヒ)漢方医師協会会長は、ハンナラ党の鄭亨根(チョン・ヒョングン)議員と会って、年末精算の簡素化を白紙化するのに積極的に取り組むように要請したという。

鄭議員はこの席で「世論が芳しくなく、国民の知る権利も考えなければならない」としながら、確答を与えなかったという。

張前会長が鄭議員に1000万ウォンを手渡したという内容の録音記録と関連して、鄭議員側では3つの団体長が会員たちにスポンサーを推奨したと説明してきた。

検察は、これらの団体が鄭議員以外のほかの議員にも後援金を手渡したか、保健福祉部の関係者に金品を提供したかなどを把握するため、同日、漢方医師協会と歯科医師協会から押収した書類などを綿密に検討している。

検察は、医協の政界へのロビー窓口だと疑われてきた医政会や漢方医師協会、歯科医師協会の医政組織である漢方医政会や歯政会(現歯科医療政策研究所)の資金使用明細も内密捜査しているもようだ。

いっぽう、金聖徳(キム・ソンドク)医協会長職務代行は、同日、医政会の廃止を検討すると明らかにした。金代行は同日、ソウル龍山区東部二村洞(ヨンサング・トンブイチョンドン)の医協開館で記者会見を開き、「代議員会で医政会を廃止する対策を検討するだろう」としながら、「システムがなく、人が変われば組織の運営が様変わりするのが問題であり、安全装置が必要だ」と述べた。

金代行は、医協中央倫理委員会の内部告発者への懲戒推進と関連して、「検察で調査している事案について、医協が処分を議論するのは早すぎる」と語った。



will71@donga.com pen@donga.com