Go to contents

検察、個人情報照会業務の国情院職員を事情聴取

検察、個人情報照会業務の国情院職員を事情聴取

Posted July. 26, 2007 03:32,   

한국어

李明博(イ・ミョンバク)前ソウル市長側に対する国家情報院(国情院)の裏調べ疑惑を捜査しているソウル中央地検の特別捜査チームは、国家機関が保有している個人情報の照会業務を総括している国情院の職員A氏を24日、参考人として呼んで事情聴取したと、25日に明らかにした。

検察が今回の事件を調査するために国情院の職員を呼んだのは初めてだ。

検察はA氏を相手に、国情院が行政自治部や建設交通部、国税庁など他の国家機関に不動産の保有現況や税金納付の明細といった個人情報を照会する際、どのような手続きを経て要請するのか、各機関からどのような形で資料を受け国情院の各部署に提供するのかなどを、全般的に把握した。

検察はまた、昨年8月に李前市長の妻の実弟である金ジェジョン氏の不動産所有の現況資料を行政自治部の地籍電算網で照会し閲覧した5級職員のK氏を、近いうちに呼んで調べる予定だと明らかにした。

検察は、K氏が国情院の独自の監察調査の結果通り「腐敗清算タスクフォース(TF)」活動の一環として金氏の不動産所有の現況を照会したのか、それとも李前市長に対する裏調べのレベルで行われたのか集中的に調べるとみられる。

一方、検察は、日本の東京に滞在している李前市長の長兄、李サンウン氏から金融口座追跡への同意書を24日に提出してもらい、1984年以後の金融取引の明細を確認している。



needjung@donga.com dnsp@donga.com