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韓国女性の平均賃金、男性の61%

Posted July. 01, 2008 03:13,   

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韓国の女性労働者の賃金は、男性労働者の賃金の約61%に過ぎないことがわかった。

30日、経済協力開発機構(OECD)と統計庁によれば、05年、韓国の女性労働者のうち収入が中間レベルの女性の賃金(中間賃金)水準を、同じ位置の男性労働者の賃金と比べた結果、このような事実が明らかになった。

このような性別賃金格差は、OECD加盟国で類似の統計のある20カ国中最大だ。

20カ国のうち、ニュージーランドでは男性中間賃金に対する女性中間賃金の比率が91%と最も格差が小さく、フランス(89%)、ポーランド(89%)、デンマーク(88%)も比較的格差は小さい。

20カ国中、女性の中間賃金が男性の中間賃金の70%に及ばない国は韓国と日本(69%)だけだ。

韓国の女性の賃金水準が男性に比べ相対的に低い理由に、給与の少ない臨時職や日雇いに携わる女性が男性に比べ多いことが考えられる。金ヨンソン韓国開発研究院(KDI)研究委員は、「出産、育児のために会社をやめる女性が多いことも、男女間賃金格差が広がる原因」と指摘。同じ職場に勤め続ければ、昇進や昇給で賃金は上がるが、出産などで仕事をやめればこのような機会が消えてしまう。



ksch@donga.com