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4河川工事現場で極端的な抗議デモ相次ぐ

4河川工事現場で極端的な抗議デモ相次ぐ

Posted July. 23, 2010 08:37,   

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主要4河川再生事業に反対する環境団体のメンバーらが22日、洛東江(ナクドンガン)や漢江(ハンガン)の堰工事現場で、軒並み立てこもりを開始している。一部では主要4河川事業に対し、地域住民が時間が経つほど好意的な反応を示し、各環境団体が極端的な「実力行使」に乗り出したという見方も出ている。

釜山(プサン)環境運動連合のチェ・スヨン事務処長(4)と慶尚南道晉州(キョンサンナムド・チンジュ)の環境運動連合の李ファンムン事務局長(42)は同日午前5時ごろ、主要4河川事業の洛東江18工事区間の咸安(ハムアン)堰工事現場の仮水止めの中に立てられた高さ40メートルのタワークレーンに上り、「高所での立てこもり」を開始した。彼らは、昌寧郡吉谷面五湖里 (チャンニョングン・ギルゴクミョン・オホリ)の洛東江展望台の傍を通り、仮水止めの堤防に沿って工事現場に入った後、ゴムボートに乗って、20メートルほど移動し、クレーンに近づいたという。チェ処長や李局長は、クレーンに上った後、「主要4河川事業を全面中止せよ」、「洛東江は流れるべきだ」などの3つの垂れ幕を掲げ、クレーン操縦席の周辺で立てこもっている。

彼らは、「国民が審判を下した。4河川事業を中止せよ」という掛け声も叫んだ。李局長は、「工事が中止されるまで、降りるつもりはない」とし、「長期間の立てこもりに備え、水やテント、寝袋、非常食料を準備した」と話した。咸安堰建設現場の関係者は、「彼らがいきなりクレーンに突入し、食い止める余裕すらなかった」と伝えた。

同日午後2時半ごろ、現場を訪れた民主党の崔迵國(チェ・チョルグク)議員(金海乙)は警察関係者に対し、「立てこもりを行っている人々に対し、生活必需品を供給し、現場で連行された環境団体のメンバー2人を善処してほしい」と要請した。

一方、4河川事業に賛成する地域住民の会である、「火旺山(ファワンサン)フォーラム」の会員30人余りは同日、展望台の傍で集会を開き、「人の土地でなぜ、妨害活動をやっているのか。主要4河川事業の工事を進めてこそ、地域が発展する」と声を高めた。

警察は、李局長などに対し、立てこもりを中止するよう説得しながら、水や携帯電話のバッテリーは提供することにした。

アン・ジェホン韓国水資源公社・広報チーム長は、「仮の水止めの中に水が溜まっている上、クレーンでの立てこもりと一緒に釜山慶尙南道(ブサン・キョンサンナムド)市民社会団体の会員らが毎日午後、現場でろうそく集会まで開くことを決めており、工事の再開時期は予測しづらい」と説明した。

それに先立って同日午前3時半ごろ、ソウル京畿(キョンギ)地域の環境運動連合所属の会員3人は、漢江再生事業が行われている京畿驪州郡(ヨジュグン)の梨浦(イポ)橋の傍の梨浦堰を占拠した。彼らは高さ20メートルの梨浦堰の橋の上に上り、「4河川をそのままほっとけ」という垂れ幕を掲げた。

彼らは、ミネラルウォーター数十本や食料品を準備したと言う。同行したほかの会員20人余りは、橋脚周辺で記者会見を開き、「政府が4河川事業を中止するまで、期限無しで立てこもりを続ける計画だ」と明らかにした。



manman@donga.com starsky@donga.com