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「白頭山噴火なら北朝鮮大洪水…韓国は空の足大混乱」国立防災研が予測

「白頭山噴火なら北朝鮮大洪水…韓国は空の足大混乱」国立防災研が予測

Posted September. 27, 2010 08:34,   

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白頭山(ベクドゥサン)の火山が噴火すれば、北朝鮮はもとより、周辺の中国地域まで大洪水に見舞われるだろうという分析が出た。韓国は直接的な被害は受けないが、航空機欠航などの間接的な被害を受けるだろうと予測した。

26日、国会・行政安全委員会所属の李明洙(イ・ミョンス)自由先進党議員が、消防防災庁傘下の国立防災研究所から提出を受けた「白頭山の火山噴火をめぐる研究」に関する国政監査の資料によると、白頭山が噴火する場合、火山噴火指数(VEI)が6に達すれば、大きな被害が発生するだろうと見込んだ。指数6とは、今年4月に航空大乱を引き起こしたアイスランドの火山(指数5)より10〜100倍の水準の威力だ。指数が4以上になれば、大規模な爆発と分類される。

防災研究所は、「白頭山の火山噴火は、洪水や地震、溶岩噴出や火山ガス、火山灰の順に現れるだろう」と主張しながら、「直径12キロ、平均の深さが213メートルの白頭山の天池(チョンジ)湖が爆発すれば、その中の約20億トンの水が溢れ、1時間後は鴨隳江(アブロクガン)や豆滿江(トゥマンガン)流域が水に浸かるだろう」と見込んだ。また、天池から溢れ出した水は1時間40分後は周辺の三池淵(サムジヨン)地域まで、3時間20分後は白頭山の中心から30キロまで広がるだろうと、防災研究所は予測した。

洪水後は、溶岩のほか、硫黄や亜硫酸ガスなどの有毒ガスが噴出され、火山灰は25キロの上空まで覆うと予想される。



bsism@donga.com