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韓国の出生率、世界で3番目に低い

Posted October. 21, 2010 08:36,   

한국어

韓国の合計特殊出生率は1.24人で、世界平均2.52人の半数にも及ばないことが分かった。合計特殊出生率は、1人の女性が生涯に産む子供の数で、韓国はここ数年間、世界最低水準だ。

人口保健福祉協会が20日、国連人口基金(UNFPA)と発表した「2010世界人口現況報告書」によると、韓国は全体186カ国のうち、香港(1.01人)、ボスニアヘルツェゴビナ(1.22人)に続き、3番目に出生率が低かった。この合計特殊出生率は、過去5年間の資料に基づき、推定した数値で、統計庁が住民登録人口で計算した1.15人(09年基準)とは、多少違いがある。

韓国の合計特殊出生率は、07年1.19人、08年1.2人、09年1.22人と少しずつ増加している。北朝鮮の出生率も、世界133位の1.85人で低い方だ。

低い出生率のため、今年4850万人の韓国の人口は、25年の4948万人を頂点に減少し、50年には4407万人にまで減少する見通しだ。世界の人口1位は中国の13億5414万人で、インド(12億1446万人)、米国(3億1760万人)、インドネシア(2億3250万人)、ブラジル(1億9540万人)の順だった。しかし、30年からインドの人口は14億8459万人となり、中国14億6246万人を追い越すと予想されている。

韓国の平均寿命は、男性が76.4歳で31位、女性は82.9歳で17位を記録した。北朝鮮は、男性が65.5歳(118位)、女性が69.7歳(125位)だった。最高の長寿国は、男性はアイスランド(80.8歳)、女性は日本(86.6歳)だった。最短命国は、男女ともに、アフガニスタンで、男性44.7歳、女性44.6歳だった。

一方、同報告書で、韓国は医療関係者の介助分娩率が100%で1位だった。これは、出産の際、医療関係者の介助を受ける割合で、韓国の妊婦が、事実上、病院で出産していることを意味する。



woohaha@donga.com