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海警に斧を振りかざした中国人乗組員4人を拘束へ

海警に斧を振りかざした中国人乗組員4人を拘束へ

Posted March. 07, 2011 07:22,   

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忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)の海洋警察署(海警)は6日、密漁を取り締まっていた海警に凶器を振りかざして警察官1人に怪我を負わせた容疑(特殊公務執行妨害致傷)で、中国漁船「遼長漁55189号」の船長や乗組員など4人に対し、拘束令状を申請した。

警察によると、彼らは3日午後3時ごろ、忠清南道泰安郡近興面(クンフンミョン)・格列飛(キョクリョクビ)列島の南西64マイルの海上で密漁を行い、これを取り締まっていた海警・警備艦「チェミン7号」に乗り込んでいた警察官らに向け、斧や鉄パイプなどを振りかざし、朴ジュンソン巡査(30)に怪我を負わせた容疑だ。

警察は、彼らが30トン級漁船2隻で韓国の排他的経済水域(EEZ)を侵入して漁を行っているのを発見し、だ捕を試みたが、激しく抵抗すると拳銃を発射し、乗組員10人全員を検挙した。この過程で、中国人乗組員1人が、足に銃傷を負い、忠清南道の瑞山(ソサン)病院に入院し手当てを受けているが、命に別状はない。中国漁船2隻は現在、泰安郡の新津(シンジン)港に拿捕され、停泊している。

警察の関係者は、「拿捕された中国漁船に対し、1隻当たり3000万ウォンの担保金を科す一方で、残りの乗組員6人は中国に帰す方針だ」と明らかにした。



doyoce@donga.com