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SGワナビーの元メンバー、チェ・ドンハが自殺

SGワナビーの元メンバー、チェ・ドンハが自殺

Posted May. 28, 2011 03:12,   

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男子グループSGワナビーの元メンバー、チェ・ドンハ(実名=チェ・ドシク、30、写真)が27日午前、ソウル恩平区仏光洞(ウンピョング・ブルグァンドン)の自宅で、首をつって自殺した。

ソウル恩平警察署によると、チェ氏は、ドレスルームのハンガーにネクタイで首をつった状態で死亡し、耳には携帯電話に繋がったイヤホンをつけていた。警察は、「同日午前11時ごろ、チェ氏のマネージャー、チェ某氏から、『チェ氏が電話に出ない』という届けが寄せられ、119消防隊が出動した」とし、「消防隊員がチェ氏の自宅のベランダから自宅に入り、死亡したチェ氏を発見した」とコメントした。遺書は見つからず、警察はチェ氏が、26日夜死亡したものと見ている。警察は解剖を希望する遺族らの声を受け入れ、30日、解剖を行う予定だ。

マネージャーのチェ氏は、警察の取調べで、「チェ氏は普段からうつ病を患っており、通院治療を受けてきた」と供述した。チェ氏の自宅の食卓からは、不安や不眠治療薬が見つかった。チェ氏は23日、自宅周辺の病院でこの薬を6日間分処方を受けたが、翌日、再び病院を訪れ、「洗車の途中、薬をなくした」と主張し、7日分を追加でもらったという。しかし、警察の関係者は、「チェ氏の自宅から見つかった薬は、飲みすぎても死亡とは直接関係のない薬だ」と明らかにした。

SGワナビーの元ボーカル、チェ・ドンハは、感性豊かな声や優れた歌唱力で、ファンから愛されてきた。02年、ソロアルバムでデビュー後、04年、金ヨンジュンや金ジンホと共に、SGワナビーを結成した。SGワナビーの名前で活動しながら愛された曲には、「死ぬほど愛したよ」、「タイムレス」、「生きながら」などがある。

SGワナビーの4度目のアルバムを最後に、08年1月、グループから離れた氏は09年11月、2度目のソロアルバム、「エッセイ」を発表した。脱退理由としては、「仲違いしたわけではなく、音楽的に目指すところが違った」と明らかにしてきた。しかし、2度目のアルバムの発売当時、頸椎椎間板ヘルニアを患い、ほとんど放送活動ができず、苦しんだという。昨年9月、EPアルバム、「D−day」を発表したが、たいした反響は受けなかった。このような負担のため、デビュー後患っていたうつ病が続いたのではないかという指摘もある。

今年1月、男子グループ「V.O.S」の元メンバー、朴ジホンとデュエットを結成し、発表したシングル「昨日のことのようなのに」は遺作となった。来月18日、自分の誕生日(6月23日)を迎え、ソウル鍾路区東崇洞(チョンノグ・ドンスンドン)のSMアートホールで、ファン・ミーティングを開く予定だった。



minki@donga.com kej09@donga.com