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障害者対への性的暴行事件、毎年増加傾向

障害者対への性的暴行事件、毎年増加傾向

Posted October. 01, 2011 06:00,   

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障害を持つ子供を対象にした性的暴行事件を描いた映画「ドガニ」が波紋を起こしている中で、類似の障害者性的暴行事件が毎年増加していることが分かった。

警察庁が30日、国会行政安全委所属のハンナラ党朴大海(パク・デヘ)議員に提出した資料によると、障害者対象の性的暴力事件発生件数は、07年199件、08年228件、09年293件、10年320件で増加傾向を示している。特に、今年1〜8月、障害者対象の性的暴力事件の発生件数は385件で、既に昨年の発生件数を上回っている。

同期間性的暴力事件発生件数を地域別で見ると、釜山(プサン)が225件で最も多かった。続いて、△ソウル209件△京畿(キョンギ)204件△忠清北道(チュンチョンブクド)103件などの順だった。映画「ドガニ」の舞台のインファ学校がある光州(クァンジュ)で発生した障害者対象の性的暴力事件は合わせて39件だった。人口100万人当たりの障害者性的暴力事件発生件数でも釜山が67件で最も多かった。

障害者対象性的暴力事犯の検挙率はここ5年間94.5%(1424件発生、1347件検挙)だった。検挙率が低い地域は慶尚南道(キョンサンナムド)で81.3%(64件発生、52件検挙)にとどまった。ソウルも加害者を検挙した件数は184件に過ぎず、検挙率が88%にとどまった。

朴議員は、「性的暴力の被害に遭った障害者の保護と加害者に対する処罰のため、公訴時効規定を廃止する法改正を推進する必要がある。来年3月施行予定の『児童青少年性保護法』にある性犯罪前科者就業制限範囲に障害者福祉施設も含ませるべき」と話した。



nov@donga.com