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韓国製K9自走砲、初めて輸出

Posted July. 21, 2001 09:32,   

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世界的にも最先端技術が盛り込まれた韓国製の155mm新型自走砲K9サンターが、初めてトルコに輸出される。

国防部は、向こう10年間、K9自走砲300台余りをトルコに輸出することで合意し、最初に生産される20台余りの部品供給契約を、駐韓トルコ大使館と主供給業者である三星(サムスン)テックウィンが正式に締結したと20日、発表した。

契約金は約6000万ドルで、2011年までに輸出される300台余りの輸出総額は10億ドル(約1兆3000億ウォン)を上回る。この輸出額は韓国軍創立以来、最大規模の防衛産業輸出となる。

とくに今回の契約は、韓国が独自に開発した軍事技術での外国との初の協力事業であり、韓国の軍事設備に対する国際的な信頼度を高めることとみられる。K9自走砲は競合機種だったドイツのPzH2000自走砲に比べて性能にも劣らず、価格競争力も勝っている。

トルコ側は、三星テックウィンと国防科学研究所(ADD)の技術支援の下で、99年からK9自走砲の模型を真似て、車体と外形などの基礎設計は済ませており、残りの部品は韓国から供給を受けて現地で組み立てる計画だ。

国防部関係者は「自走砲の輸出だけではなく、これからは長射程弾薬、弾薬運搬向け装甲車などでの協力事業も期待している」とし、「トルコが周辺の中央アジア各国に対する影響力が大きいだけに、第3国への輸出も可能と見られる」と述べた。



klimt@donga.com