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与党幹部が「親日派非難」...与野党関係、急激に冷え込む

与党幹部が「親日派非難」...与野党関係、急激に冷え込む

Posted August. 18, 2001 10:32,   

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野党ハンナラ党は、17日、李会昌(イ・フェチャン)総裁を親日派と非難した与党民主党の安東善(アン・ドンソン)最高委員の解任と金大中(キム・デジュン)大統領の公式謝罪及び再発防止が約束されるまでは、与野党のトップ会談を開く価値がないとの立場を明らかにした。

権哲賢(クォン・ヒチョル)スポークスマンは、「党3役会議で、このような意見が収集され、トップ会談開催の問題を相談するため金武星(キム・ムソン)総裁秘書室長に電話をかけてきた南宮鎭(ナムグン・ジン)大統領政務首席秘書官にもこのような考えを伝えた」と述べた。

また、李総裁は、この日ソウル市内での時局講演会で「野党総裁に対し、質の悪い虚偽誹謗と人身攻撃をしている与党の行動を見ていると、金大統領のトップ会談提案が真実なものだったのか疑わしい」とし、「困難な政治局面を突破するための政治的なショーなら、トップ会談はやらない方がいい」と述べた。

ハンナラ党は、李総裁を親日派と非難した民主党の安最高委員と朴尚奎(パク・サンギュ)事務総長、キム・ヒソン議員ら3人を出版物などによる名誉毀損の疑いで告発する方策も検討することにした。

一方、金大統領は、民主党の金重権(キム・ジュンクォン)代表に電話をかけ「安最高委員が重要な時期に適切でない発言をした」と指摘し、同じ旨を安最高委員に伝えるよう指示したと、大統領府高官が伝えた。金大統領は、また「今回の発言により不必要な誤解を招かないように金代表が上手くまとめるよう」支持した。

これに対し金代表は、田溶鶴(ジョン・ヨンハク)スポークスマンを通じて「昨日の安最高委員の発言は個人的な発言であり、党の公式的な立場ではない。与野党トップ会談を準備すべき時点でこのような発言は適切ではないと思う」と言い、公式的に遺憾を表明した。

田スポークスマンは、「ハンナラ党がこの問題をトップ会談と直接連携させるのは望ましくないというレベルで、トップ会談の準備のための実務対話に応じることを望む」と述べた。



文哲 fullmoon@donga.com