米国は、1月にハワイで開かれた第6回未来韓米同盟政策構想協議で、すでに韓国軍が引き受けることで合意した10の特定任務のほかに、さらに在韓米軍の任務を韓国軍に負わせる案を打診していたことが明らかになった。
国防部の南大連(ナム・デヨン)報道官21日の定例会見で「当時、在韓米軍関係者が韓国側に、『韓国軍がもっと多くの在韓米軍の任務を担うことができるか』と伝えてきたが、韓国側は10の任務の移譲が進められている状況下で、さらに任務を引き受けることはできないと断った」と話した。
韓米両国は昨年、在韓米軍が担当してきた△板門店(パンムンジョム)共同警備区域の警備△後方地域の生物化学および核放射能の除毒△北朝鮮の海上進入特殊部隊の阻止△近接航空支援の統制△迅速な地雷設置△昼夜の探索救助△北朝鮮の砲撃に対応する対砲兵戦遂行などの任務を、2006年までに韓国軍が担うことで合意している。
崔虎元 bestiger@donga.com