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在韓米軍に韓国製弾薬の購入を申し入れ

Posted November. 15, 2005 03:08,   

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国防部が、在韓米軍の訓練用弾薬の韓国防衛産業企業からの購入を、米国に対し公式要請していたことが確認された。これまで在韓米軍は、訓練用弾薬のすべてを米国本土からの供給により使用してきた。

14日、韓国軍筋によると、6月にハワイ・ホノルルで開かれた第37回韓米年例安保協議会(SCM)傘下の軍需協力委員会(LCC)で、国防部は、在韓米軍の訓練用小口径弾薬を韓国企業から購入することを米国側に公式に申し入れた。

当時、国防部が米国に購入を申し入れた弾薬は、拳銃や小銃などの個人火器および機関銃に使われる30mm以下の小口径弾薬約30種。

国防部は、米国の弾薬需要が急増しているが、米国国内の弾薬製造企業の生産能力が追いつかず、イスラエルやカナダ、欧州地域から弾薬を確保しなければならない状況を挙げ、このように提案した。

国防部は特に、韓国製弾薬を購入する場合、韓国への弾薬輸送にかかる物流コストを節約できるという点も強調したもようだ。

これに対し米国側は、「米軍が特定地域から訓練用弾薬を購入するかどうかは、米国防総省の決定にかかっている」ことを明らかにし、「韓国企業が米国防総省の関連部署で発表する入札事項を注視することを提案する」と返答したという。

国防部は昨年、国内のある防衛産業企業が、米国防総省と小口経用弾薬5900万発の輸出契約を結んだことを機に、国産防衛産業物品の対米輸出促進のために、韓国製弾薬の購入を要請していた。

韓国軍のある関係者は、「韓国企業に価格競争力があれば今後いい機会があるだろうと米国側が返答したため、防衛産業界とともに対米弾薬輸出を積極的に推進する方針だ」と述べた。



ysh1005@donga.com