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韓日両国、事実上のビザ免除恒久化

Posted February. 07, 2006 04:10,   

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今後、韓国民は日本にビザ(査証)なしで入国して、90日間滞在できる。

日本の麻生太郎外相は6日午後、「昨年3月から今年2月下旬まで一時的に導入した韓国人へのビザ免除措置を3月1日から恒久化する方針を決めた」とし、「対象は観光・通過・商用目的で日本に入国する場合」と述べた。

常用目的の入国には、市場リサーチ、業務連絡、知り合いへの訪問、各種の行事や会議出席などが該当する。就業と移民や90日を超過する長期留学は、今回のビザ免除措置の対象に含まれない。

韓国政府も同日、それに相応する措置として、今年3月から観光・通過・常用目的で韓国に入国する日本国民に対し、ビザなしで90日間滞在できるようにする措置を恒久化する方針を決めた。

政府は、95年8月から導入した観光・通過目的の日本人への「ノービザ短期滞在」の措置を1年ごとに延長する方式で、事実上、日本人へのノービザ入国を許してきた。

日本の外交筋は「日本政府の今回の措置には、最近、小泉純一郎首相の靖国神社参拝などで冷え込んだ両国関係を好転させようとする狙いもある」と話した。

韓国政府当局者は「韓日両政府のビザ免除恒久化措置は、両国が協定を結ばず、了解覚書だけを交換する手続きを踏むことになるために、一国が一方的にビザ免除措置を取消すことができる」と説明した。

日本に入国する韓国民数は、03年158万人余から04年173万人余、05年190万人余へと増加傾向にある。韓国に入国した日本人は、04年242万6000人余から05年242万1000人余へと、若干減った。



gun43@donga.com parkwj@donga.com