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任期はあと1年あまりあるが…

Posted December. 16, 2006 08:03,   

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大統領府は15日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が2008年2月に退任した後に暮す住宅を、故郷の慶尚南道金海市進永邑(キョンサンナムド・キムヘシ・ジンヨンウプ)ボンハ村に、来年1月に建て始め、10月末に完工する計画だと発表した。

盧大統領が先月下旬に購入した土地は、ボンハ村の生家の裏の進永邑ポンサン里山9の1一帯の1297坪。住宅は、地上1階、地下1階で、建坪が137坪規模だ。別途に入る警護関連施設は除いた数値だ。

大統領府関係者は、「敷地にある墓地11基のうち8基は改葬が完了し、残りの3基も年内に改葬が終わる。住宅は、土と木を利用した自然にやさしい伝統住居形式で建築される」と説明した。

大統領府が明らかにした大統領の住居の新築費用は、土地購入費1億9455万ウォン、設計費6500万ウォン、建築費は9億5000万ウォンなど、総12億1000万ウォン。この費用は、すべて盧大統領が個人資産で負担する。しかし、警護関連施設は、前職大統領の礼遇に関する法律により、国家予算で建設される。

尹太瀛(ユン・テヨン)大統領府報道官は、「大統領夫妻の資産は現在6億円程度」としたうえで、「建築費不足分の6億1000万ウォンは、銀行から融資を受ける予定だ」と述べた。大統領府関係者は、「退任後の大統領の年金が毎月約1500万ウォンで、兄弟もいるので、融資は難しくないだろう」と述べた。

退任後の住居の1坪当たりの建築費は、約69万ウォン。尹報道官は、1坪当たりの建築費が、一般住宅の建築費(400万〜500万ウォン)より高いことについて、「敷地が林野なので、宅地造成作業や擁壁工事をしなければならず、事務用通信、電気設備が必要なためだ」と説明した。

内部構造は、部屋3つ、居間、書斎、浴室と大統領府は説明した。施工は、釜山(プサン)に所在する株式会社サムジョンが行う。

盧大統領は退任後、故郷で環境保護、生態系保全、邑・面自治運動などをすると、大統領府の関係者は伝えた。

大統領府は、退任後に既存の住宅に戻った歴代大統領とは違って、盧大統領は就任前に、ソウル鍾路区明倫洞(チョンロク・ミョンリュンドン)の自宅を処分し、帰郷を考えて、退任後の住居の新築計画を発表していたと説明した。これをめぐり、「退任を1年以上残した状態で、退任後の住居の新築計画を公式発表することが適切なのか」という反応も出ている。



jyw11@donga.com manman@donga.com