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ハンナラ党の新代表に朴熺太・元国会副議長

ハンナラ党の新代表に朴熺太・元国会副議長

Posted July. 04, 2008 07:09,   

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元国会副議長の朴熺太(パク・ヒテ)氏が3日、任期2年のハンナラ党の新たな代表最高委員に選出された。朴新代表は同日、ソウル・オリンピック公園体操競技場で行われた第10回党大会で、代議員投票と世論調査の結果を合わせて6129票(29.7%)を得て、5287票(25.6%)を得た鄭夢準(チョン・モンジュン)議員を抜いて代表最高委員に当選した。

院外の朴新代表は、世論調査では鄭議員に1031票でリードされていたが、代議員投票で1873票差でリードし、勝利した。

代表を含め5人の最高委員を選ぶ同日の党大会で、鄭夢準、許泰烈(ホ・テヨル)、孔星鎮(コン・ソンジン)、朴順子(パク・スンジャ)議員が最高委員に選ばれた。

許泰烈議員は3284票(15.9%)、孔星鎮議員は2589票(12.5%)を得た。金晟祚(キム・ソンジョ)議員は、2454票(11.9%)を得たが、1人以上の最高委員を女性にするという党規則に従って、朴順子議員(891票=4.3%)が最高委員に選ばれた。

同日の最高委員選挙は、9281人のうち7554人が参加した代議員投票と、一般国民を対象にした世論調査の結果を7対3の割合で反映して集計された。

ハンナラ党最高委員団は、同日選出された5人のほか、洪準杓(ホン・ジュンピョ)院内代表と任太煕(イム・テヒ)政策委議長、朴新代表が指名する最高委員2人を含め、計9人で構成される。

朴新代表は代表受諾演説で、「政府と政界が国民の信頼を失ったのが混乱と危機の原因だ」とした上で、「ハンナラ党に対する国民の信頼を取り戻すために涙の出るような努力を積み重ねていく」と述べた。

親李明博(イ・ミョンバク)系の長老に入る朴新代表は、普段から党内の和合と疎通、野党との対話を強調してきた点から、今後、混迷を極めている政局の打開策を見出せるかが注目される。