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イラン・メラット銀行ソウル支店が外国為替法違反の疑い 事実なら支店閉鎖も

イラン・メラット銀行ソウル支店が外国為替法違反の疑い 事実なら支店閉鎖も

Posted August. 20, 2010 08:39,   

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イランのメラット銀行ソウル支店が、外国為替取引で規定違反していたことが分かった。このため、早ければ8月にも同支店に対する懲戒の程度が決定されるものとみられる。

19日、政府と金融当局によると、金融監督院は、メラット銀行ソウル支店への定期検査で、外国為替取引法違反を発見したという。外国為替取引法上、国際金融制裁の対象者と取引をする際には、事前に韓国銀行総裁の許可を受けなければならないが、メラット銀行ソウル支店はこのような手続きをせず、イランの金融制裁対象機関と取引きしたという。

このような疑いが事実であると最終的に確認された場合、金融監督院は、メラット銀行ソウル支店に対し、1年以内の外国為替取引行為の制限や許可取り消し(閉鎖)の措置を下すことができる。また、規定違反した職員は、3年以下の懲役、または3億ウォン以下の罰金の刑に処すことができる。

しかし、支店の閉鎖といった重い懲戒を下すには、メラット銀行ソウル支店の違法疑惑が重大でなく、一部営業停止レベルの懲戒に終わるという見通しが出ている。

カギは、米国がこのような懲戒水準に満足するかということだ。米国は16日に発表したイラン制裁法施行細則に、メラット銀行を制裁対象に含め、韓国政府にメラット銀行ソウル支店の閉鎖を要請している。



weappon@donga.com