Go to contents

南−北−露のガスパイプライン連結は「リスク大」 米専門家が指摘

南−北−露のガスパイプライン連結は「リスク大」 米専門家が指摘

Posted September. 02, 2011 07:05,   

한국어

「上手くいけば(韓国と北朝鮮、ロシア)3ヵ国がいずれも利益を得る『ウィン・ウィン・ウィン(win-win-win)戦略』になる可能性はあるが、北朝鮮リスクはとても大きい。ややもすると韓国経済の安全保障を北朝鮮の手に握らせる危険もある」

英国国際戦略問題研究所(IISS)のマーク・フィッツパトリック局長(不拡散・軍縮担当)は最近、北朝鮮とロシアの首脳会談で提起された韓国—北朝鮮—ロシアのガスパイプライン連結プロジェクトについて、「北朝鮮が口実をつくって、中間でガスパイプラインを断つ恐れがある」とし、悲観的な見方を示した。

フィッツパトリック局長は、米国務省で26年間勤め、北朝鮮問題を扱ってきた韓半島専門家だ。彼が最近出した「北朝鮮の安保挑戦評価報告書」に対して、韓国政府内では、「韓半島周辺の情勢をよく見ている」と評価されている。統一部と高麗(コリョ)大学一民(イルミン)国際関係研究院が主催し、東亜(トンア)日報とチャネルAが後援するコリア・グローバル・フォーラム(KGF)に出席するために訪韓したフィッツパトリック局長に、先月31日、ソウル新羅ホテルで会った。

フィッツパトリック局長は、ガスパイプライン連結プロジェクトを含む露朝首脳会談の結果について、「多くの期待を持ったり、興奮する必要はない」と述べた。イランーインドーパキスタンを結ぶ石油パイプラインの建設が数年間議論されたが、結局、政治・外交的リスクがあまりにも大きいという理由で実現しなかった例を挙げた。「ロシアが北朝鮮を統制できるだろう」という一部の主張に対しても、「ロシアにはそれだけの力はない」と診断した。

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が明らかにしたという「核物質生産と核実験の停止」についても批判的だった。フィッツパトリック局長は、「北朝鮮が過去と一つも変わらない旧式プレーをしている」とし、「核開発を放棄する考えはまったくなく、この問題で再び交渉しようという言葉遊びにすぎない」と一蹴した。

フィッツパトリック局長は先月30日、統一部長官が交代したことについて、「柳佑益(リュ・ウイク)長官候補の駐中国大使の経歴が、南北関係を紐解く非常に良い背景として作用するだろう」と評価した。その上で「最も健全な政策は、対話の努力を継続しつつ、原則を維持することだ」とし、「国際社会は、北朝鮮の挑発→経済支援→追加挑発のパターンを繰り返すゲームに疲れており、これ以上北朝鮮の挑発を容認しないだろう」と強調した。

最近のリビアのカダフィ政権の崩壊が北朝鮮に及ぼす影響を問うと、「リビア事態は不幸にも北朝鮮に『核を放棄してはならない』という誤ったメッセージを与える恐れがある」とし、「北朝鮮はすでに核開発固守の方向に決心を固めており、何の影響も及ぼさないだろう」と強調した。

一方、米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハレム所長は、「北朝鮮が来年に3回目の核実験をする可能性がある」と見通した。ビル・クリントン政府時代、国防総省副長官を務めたハレム所長は先月31日、チャネルAとのインタビューで、「米政府は北朝鮮の核実験を予想しており、証拠もいくつかある」とし、「アナリストは、北朝鮮が金日成(キム・イルソン)主席の100回目の誕生日を迎え、実力行使をする可能性があると主張しているが、北朝鮮の過去の経験から見ても十分に可能なことだ」と指摘した。

また、ハレム所長は1日、KGFの基調発題で、「北朝鮮と戦争をしなければならないなら、私たち(韓国と米国)は(戦争)する考えであり、勝利するだろう。無謀な軍事的威嚇行為によってはいかなる恩恵も得ることができないということを北朝鮮に分からせなければならない」と強調した。



lightee@donga.com kyle@donga.com