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国際人道グループ「エルダーズ」が来週訪韓

国際人道グループ「エルダーズ」が来週訪韓

Posted November. 12, 2011 05:45,   

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米国のカーター元大統領をはじめとする元首脳らの国際人道グループ「エルダーズ」が、来週訪韓する。このグループに所属する元首脳4人が、南北問題解決の仲裁役として、4月に北朝鮮と韓国を相次いで訪問して以来、7ヵ月ぶりだ。

11日、外交消息筋によると、エルダーズは15日頃訪韓し、外交通商部や統一部、民間団体関係者と会合を持つ予定だ。同消息筋は、「今回の会合はエルダーズの要請によって行われる」とし、「北朝鮮に対する人道的支援などについて話し合われるものとみえる」と述べた。

エルダーズのメンバーであるカーター元大統領とメリー・ロビンソン元アイルランド大統領、グロ・ハーレム・ブルントラント元ノルウェー首相、マルッティ・アハティサーリ前フィンランド大統領は、南北関係の膠着局面が続いた4月、北朝鮮への人道的支援などを話し合うために北朝鮮を訪れた。

彼らは、ソウルに来て記者会見を開き、北朝鮮の外務次官から「いつでも南北首脳会談をする用意がある」という金正日(キム・ジョンイル)総書記のメッセージを受けたと伝えた。しかし、この席で、韓国の対北朝鮮制裁を批判するような発言をし、「金正日総書記のスポークスマンか」という批判を受けた。

政府関係者は、「エルダーズが訪朝後も北朝鮮と関連して何かしたいという考えを表明し、可能性を打診してきた」とし、「しかし、彼らが今の南北関係の中で正確にどのようなことをしようと考えているのか、まだ把握できていない」と話した。

一部では、エルダーズが、4月の訪朝の失敗を挽回する構想を提示するのではないかという見方も出ている。エルダーズは、専門的な支援活動を行う団体ではないため、実際に北朝鮮と関連してどのような事業ができるのか未知数だ。



lightee@donga.com