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戦略ロケット軍、ICBMなどミサイル1000基余りを総括管理

戦略ロケット軍、ICBMなどミサイル1000基余りを総括管理

Posted June. 05, 2012 08:11,   

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北朝鮮人民軍の総参謀部が4日、東亜(トンア)日報をはじめ韓国メディアを狙って公開の最後通牒を発表した「戦略ロケット軍」とは、北朝鮮の戦略ロケット司令部のことを意味する。この部隊は、過去に「ミサイル指導局」として知られた軍団級部隊の配下にスカッドミサイル師団とノドンミサイル師団、舞水端(ムスダン)ミサイル師団の3師団を配備している。

平壌(ピョンヤン)北東の江東郡(カンドングン)に位置している同部隊は、北朝鮮全域に実戦配備されている弾道ミサイルの運用を担当している部隊だ。北朝鮮は、4月15日の金日成(キム・イルソン)生誕100年(太陽節)を迎え、平壌市内の金日成広場で開催された史上最大規模の閲兵式に同部隊を初めて動員し、注目を集めた。閲兵式で初めて公開された大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の新型長距離ミサイルも同部隊の所属であるものと、韓国軍情報当局は見ている。

これに先立ち、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記が今年3月、李英鎬(イ・ヨンホ)総参謀長など軍部の中核側近らとともに同部隊を視察する姿が、朝鮮中央通信を通じて公開されたことがある。北朝鮮は、スカッドミサイル700基余り、ノドンミサイル200基余り、KN−02ミサイル100基余りと1000基余りのミサイルを実戦配備している。



ysh1005@donga.com